機動武闘伝Gガンダム作品解説
機動武闘伝Gガンダム作品解説
俗に「平成三部作」と呼ばれる、富野由悠季監督以外の手によって製作されたガンダムシリーズの第一作(正確には『機動戦士Vガンダム』も平成に放映されているが、富野監督作品であるため区別される)。
『機動戦士Vガンダム』終了時、再び新作ガンダムのオファーがあったが富野監督はこれを拒否。企画が難航する中、富野監督は「次はガンダムでプロレスをやるんだからね、絶対それ以外やっちゃダメだよ」と指示、そこで「そんな事出来るのは今川(泰宏)しかいない」という事で、彼に白羽の矢が立ったというエピソードがある(なお、富野監督自身も脚本や絵コンテなどでこっそり協力している)。
世界の覇権を戦争ではなく、各国を代表するガンダム同士の格闘で争うという「少年ジャンプ」のバトルものの要素を持ち込んだ、これまでのシリーズとは一線を画す設定を、『ミスター味っ子』などに見られる豪快な演出を特徴とする今川泰宏監督が手がけることで、旧来のガンダムと大きく異なる、荒唐無稽な魅力溢れる痛快娯楽作品となった。しかし、同時に地球環境問題や人と人とのコミュニケーションなどのテーマも内包されており、従来のガンダムシリーズとの共通点も多い。
なお、主人公機以外にも大量にガンダムが登場するという設定は、前年の『機動戦士Vガンダム』のプラモデル展開において、ガンダム以外のモビルスーツの売行きが悪かったため、「だったら全部ガンダムにしてしまえば売れるのでは」というバンダイの要望を汲んだものでもある。この選択は結果的に成功し、後に続くテレビシリーズの各作品は『∀ガンダム』を除き、敵味方共に複数のガンダムが登場する作品となっている。
ちなみに本作の前期オープニングには庵野秀明が絵コンテで参加している
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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